この記事で紹介するのは、2種類の動物性タンパク質を使用したフード「ウィッシュ」です。
ウィッシュは、愛猫の健康維持に最適なキャットフードなのでしょうか?
ここでは、「ウィッシュ ワイルドキャット チキン&ターキー」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミやお得な購入方法なども紹介しているので、今後のキャットフード選びの参考にしてみてください。
ウィッシュの概要
総合ポイント 4.1pt
商品名 | ウィッシュ ワイルドキャット チキン&ターキー |
販売業者 | 株式会社パーパス |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 1歳以上 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):380.0kcal
ウィッシュの評価
総合ポイント 4.1pt
原材料 | 4pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4.5pt |
成分 | 4.5pt |
コスパ | 3pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
〇〇粉と表記された肉類を使用しているので原材料の品質が気になりますが、公式サイトを確認しても品質については不明でした。
ただ価格が激安でないことを考えると、粗悪な肉類は含まれていないと考えられます。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は使われていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
魚 | なし |
鶏肉 | あり |
乳製品 | なし |
とうもろこし | なし |
小麦 | なし |
ラム肉 | なし |
お肉は主原料として使われるので仕方ありませんが、鶏肉はアレルギーの原因として報告されることがあります。
愛猫が鶏肉にアレルギーを持っている場合は、他のフードを利用するようにしてください。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 42.0%以上 | 高い |
脂質 | 18.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 3.0%以下 | 標準 |
灰分 | 8.0%以下 | 標準 |
水分 | 10.0%以下 | ー |
カロリー | 380.0kcal/100g | 標準 |
高タンパクなフードで、健康維持に十分なタンパク源を摂取することができます。
その他の成分は標準的で栄養バランスの優れたキャットフードです。
ちなみに、マグネシウムは0.12%と尿結石に配慮した数値となっています。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 3,132円(税込)※Amazon |
容量 | 1.28kg |
100gあたりの価格 | 261円 |
商品サイズ1.28kgの場合、100gあたりの価格は261円となっています。
決して安くはありませんが、品質を考えると納得の価格です。
ウィッシュの特徴
高タンパク
タンパク質が42%と非常に高タンパクなフードになっています。
タンパク質は、筋肉・皮膚・内臓など体の組織を作るのに欠かせない栄養素です。
肉類をメインに使用しているので、健康維持に十分な動物性タンパク質を摂ることができます。
小分けパック
ウィッシュには、アルミパック小分け包装が採用されています。
- 320gサイズ…80g×4袋
- 1.28kgサイズ…160g×8袋
- 3kgサイズ…300g×10袋
小分けパックにすることで、いつでも開けたての美味しさを味わうことができます。
グレインフリー
原材料には、穀物が一切含まれていません。
猫は穀物にアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
グレインフリーであるウィッシュは、穀物アレルギーの猫にも安心して利用することができます。
人工添加物不使用
原材料には、合成保存料や合成着色料といった人工添加物が使われていません。
人工添加物を与え続けると、猫の健康に悪影響を与える恐れがあります。
猫の健康を考えると、人工添加物不使用のフードが望ましいです。
酸化防止剤についても、天然由来のものを使用しているので安全です。
口コミ・評判
小分けに包装されているのが便利で重宝しています。
品質も良さそうなので安心してあげることができます。
価格が高いのが残念ですが、それ以外は特に不満はありません。
食いつきも問題ありません。
口コミは少ないですが、食いつきが良いといった感想がいくつかありました。
小分けパックも好評のようです。
粒の大きさ
直径は約8mmで丸型の形状をしています。
キャットフードの中でも小粒なので、小型猫でも食べやすいサイズです。
また、噛む力や消化器官が衰えたシニア猫にもおすすめです。
商品ラインナップ
ウィッシュには、以下のラインナップがあります。
- ワイルドキャット チキン&ターキー
- ワイルドキャット ターキー&サーモン
商品サイズは、320g/1.28kg/3kg/13.6kgがそれぞれ販売されています。
与え方
ウィッシュの1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
1kg | 20〜30g |
2kg | 35〜45g |
3kg | 45〜55g |
4kg | 55〜70g |
5kg | 65〜80g |
6kg | 75〜90g |
7kg | 90〜105g |
8kg | 100〜115g |
9kg | 115g〜 |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
キャットフードの切り替え方
キャットフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいキャットフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛猫の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱い猫の場合は、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛猫のためにも、賞味期限を守って適切な方法で保存するようにしてください。
ウィッシュの賞味期限
ウィッシュは、開封してから1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったキャットフードは、愛猫の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
まとめ
高タンパクなフードで栄養バランスにも優れています。
無添加でグレインフリーと安全性も高いです。
原材料の品質ついては詳細が不明ですが、価格等から考えて低品質な原料は含まれていないと考えられます。
ただ安心して利用するためにも、原材料の詳細は記載して欲しかったです。
小分けパックはとても好評で、いつでも新鮮なフードを与えられるのは嬉しいポイントです。