この記事で紹介するのは、オーストラリア産の総合栄養食「モンプチ」です。
モンプチは、愛猫の健康維持に最適なキャットフードなのでしょうか?
ここでは、「モンプチ 5種のフィッシュブレンド」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミやお得な購入方法なども紹介しているので、今後のキャットフード選びの参考にしてみてください。
モンプチの概要
総合ポイント 2.4pt
商品名 | モンプチ 5種のフィッシュブレンド |
販売業者 | ネスレ日本株式会社 |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 食用赤色2号、食用赤色102号、食用青色1号、食用黄色4号、食用黄色5号 |
穀物 | 小麦、コーングルテン、米等 |
原産国 | オーストラリア |
対象年齢 | 成年期 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):368.0kcal
モンプチの評価
総合ポイント 2.4pt
原材料 | 1pt |
添加物 | 2.5pt |
アレルギー | 2.5pt |
成分 | 3pt |
コスパ | 3pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | ・家禽ミール ・動物性油脂 ・大豆ミール |
〇〇ミールと表記されている肉類には、副産物など粗悪な原料を含んでいる可能性があります。
また動物性油脂などと曖昧な表記をしている油脂類は、低品質な原料からとれた油脂であることが多いです。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
危険な添加物 | ・赤色2号 ・赤色102号 ・青色1号 ・黄色4号 ・黄色5号 |
原材料には、多数の合成着色料が使われています。
猫はニオイでフードを判別するので着色料は必要のない添加物です。
合成着色料を含んだフードを長期間与えると、健康へ悪影響を与える懸念があるので避けたほうが良いでしょう。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | なし |
魚 | あり |
鶏肉 | あり |
乳製品 | なし |
とうもろこし | あり |
小麦 | あり |
ラム肉 | なし |
鶏肉と明記されているわけではありませんが、家禽ミールの中に鶏肉が含まれてる可能性があるので注意が必要です。
また、穀物である小麦やトウモロコシも含まれています。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 31.0%以上 | 標準 |
脂質 | 15.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 4.5%以下 | 標準 |
灰分 | 9.0%以下 | 高め |
水分 | 12.0%以下 | ー |
カロリー | 368.0kcal/100g | 標準 |
ほとんどの成分が標準的で栄養バランスのとれたフードです。
灰分が少し高めですが、健康上特に問題ない範囲です。
第一主原料に穀物を使用していますが、肉類を第一主原料としている方が望ましいです。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 407円(税込)※Amazon |
容量 | 600g |
100gあたりの価格 | 67円 |
商品サイズ600gの場合、100gあたりの価格は67円となっています。
キャットフードの中では比較的リーズナブルな価格です。
口コミ・評判
他の種類も試しましたがこれが一番合っているようです。
リーズナブルな価格も嬉しいポイントです。
粒の大きさもちょうど良さそうです。
安いのでこれからも利用したいと思います。
食いつきが良いといった意見が多数ありました。
利用者の満足度は比較的高いようです。
商品ラインナップ
モンプチには、以下のラインナップがあります。
ドライ ナチュラル バッグ
- 天然お魚の贅沢
- 新鮮若鳥の贅沢
- 白身魚とチキンの贅沢
ドライ バッグ
- 子ねこ用 5種のブレンド
- 5種のフィッシュブレンド
- 5種のシーフードブレンド
- 5種のヘルシーブレンド
- 5種のこだわりブレンド
- 毛玉ケア 5種のブレンド
- 15歳以上用 5種のブレンド
ドライ ボックス
- 4つのこだわりお魚バラエティ
- 4つのお魚とお肉バラエティ
- 4つの旨味だしバラエティ
- 4つのうれしい贅沢バラエティ
- 子ねこ用 7種のブレンド(小魚入り)
- 7種のブレンド(小魚入り)
- 7種のブレンド(かつお節入り)
- 7種のブレンド(しらす入り)
- 毛玉ケア 7種のブレンド(かつお節入り)
- 15歳以上用 7種のブレンド(かつお節入り)
与え方
モンプチの1日あたりの給与量は以下になります。
体重 | 給与量 |
2〜3kg | 33〜49g |
3〜4kg | 49〜65g |
4〜5kg | 65〜81g |
5〜6kg | 81〜98g |
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
キャットフードの切り替え方
キャットフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいキャットフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛猫の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱い猫の場合は、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛猫のためにも、賞味期限を守って適切な方法で保存するようにしてください。
モンプチの賞味期限
モンプチは、開封してから1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったキャットフードは、愛猫の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
キャットフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
モンプチはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
まとめ
口コミでの評判も良く、栄養バランスも特に問題ありません。
ただ好ましくない原材料が多数使われていて、合成着色料も含まれています。
決して品質が高いとは言えないので、どうしてもコスパを優先したい方以外は他のフードを検討した方が良いでしょう。