この記事で紹介するのは、ニュージーランド産のグレインフリーフード「キアオラ」です。
キアオラは、愛猫の健康維持に最適なキャットフードなのでしょうか?
ここでは、「キアオラ グラスフェッドビーフ&レバー」を原材料や成分表などから評価していきたいと思います。
実際に購入した飼い主の方の口コミやお得な購入方法なども紹介しているので、今後のキャットフード選びの参考にしてみてください。
キアオラの概要
総合ポイント 4.2pt
商品名 | キアオラ グラスフェッドビーフ&レバー |
販売業者 | BACK TO BASICS® |
フードの目的 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライタイプ |
添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用(グレインフリー) |
原産国 | ニュージーランド |
対象年齢 | 全年齢対象 |
原材料
好ましくない原材料は赤色で表示しています。
危険な原材料についてはこちらを参照ください。
成分表
成分表の見方についてはこちらを参照ください。
エネルギー(100gあたり):375kcal
キアオラの評価
総合ポイント 4.2pt
原材料 | 4.5pt |
添加物 | 4.5pt |
アレルギー | 4pt |
成分 | 4pt |
コスパ | 4pt |
原材料:粗悪な原料を使用していないか?
危険な食材 | 特になし |
粗悪な原料は特に含まれてません。
原材料は、ニュージーランドとオーストラリアの良質なものを使用しています。
添加物:危険な添加物は使用していないか?
【危険な添加物】
エトキシキン(酸化防止剤) | なし |
BHA(酸化防止剤) | なし |
BHT(酸化防止剤) | なし |
合成着色料 | なし |
没食子酸プロピル(酸化防止剤) | なし |
ソルビン酸カリウム(保存料) | なし |
亜硝酸ナトリウム(発色剤) | なし |
プロピレングリコール(保湿剤) | なし |
グリシリジン・アンモニエート(甘味料) | なし |
危険性のある添加物は一切含まれていません。
ビタミンやミネラルといった栄養添加物を使用していますが、素材だけでは不足しがちな栄養を補うもので危険性はありません。
嗜好性を高めるために天然フレーバーを使用していますが、適量であれば健康上特に問題はありません。
アレルギー:アレルギーになりやすい食材を使用していないか?
【アレルギーの原因になりやすい食材】
牛肉 | あり |
魚 | あり |
鶏肉 | なし |
乳製品 | なし |
とうもろこし | なし |
小麦 | なし |
ラム肉 | なし |
アレルギーになりやすい食材として、牛肉と魚が含まれています。
もし愛猫がアレルギーを持っている場合は、他のフードを利用するようにしてください。
成分:栄養バランスは?
成分 | 数値 | 高〜低 |
タンパク質 | 30.0%以上 | 標準 |
脂質 | 18.0%以上 | 標準 |
繊維質 | 4.0%以下 | 標準 |
灰分 | 10.0%以下 | 高め |
水分 | 10.0%以下 | ー |
カロリー | 375.0kcal/100g | 標準 |
ほとんどの成分が標準的でバランスが良いですが、灰分のみが少し高めとなっています。
灰分を取りすぎると尿路結石等のリスクが上がりますが、この程度なら特に問題ないでしょう。
コスパ:価格は適切か?
価格 | 2,420円(税込)※Amazon |
容量 | 900g |
100gあたりの価格 | 268円 |
商品サイズ900gの場合、100gあたり268円となっています。
キャットフードの中でも高額の部類ですが、品質を考えると納得の価格です。
キアオラの特徴
良質な肉類がメイン
キアオラは、新鮮な肉類がメインのキャットフードとなっています。
主原料のビーフは、自然放牧されて牧草を与えられて育ったものを使用しています。
粒の大きさにばらつきがあるのは、肉原料を最大限に配合していることでフードの形状を安定させにくいためです。
人工添加物不使用
合成保存料や合成着色料など人工添加物は一切使われていません。
愛猫の健康を考えると、人工添加物は不使用のフードが望ましいです。
酸化防止剤についても、天然由来のものを使用しているので安全です。
アレルギーへの配慮
原材料には、穀物が使用されていません。
猫は小麦などの穀物にアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
グレインフリーであるキアオラは、穀物アレルギーの猫にも安心して与えることができます。
また動物性タンパク質も、グラスフェッドビーフとフィッシュミールに限定されています。
口コミ・評判
うんちのニオイが軽減されたように感じます。
質のいい原材料を使っているので安心して与えられます。
価格が高いのがネックですが、それ以外は満足しています。
お腹の調子がいいので、ウチの猫に合っているようです。
口コミは好評のようで、食いつきが良いといった感想が多数ありました。
価格に対する不満もみられましたが、比較的満足度は高いようです。
粒の大きさ
直径が8mm前後で丸型の形状をしています。
キャットフードの中でも小粒なので、子猫や小型猫でも食べやすいサイズです。
また、噛む力や消化器官が衰えたシニア猫にもおすすめです。
商品ラインナップ
キアオラには、以下のラインナップがあります。
- カンガルー
- グラスフェッドビーフ&レバー
- ラム&レバー
商品サイズは、300g/600g/2.7kgがそれぞれ販売されています。
与え方
キアオラの1日あたりの給与量は以下になります。
こちらの数値を参考に与えるようにしましょう。
ただし、個体差によって変わるので目安として考えるようにしてください。
適切な給与量は犬種、性別、年齢、運動量などによって異なります。
体重の増減や便の状態などを見ながら調整していくようにしてください。
キャットフードの切り替え方
キャットフードを切り替える時は、徐々に新しいものへ切り替えていくことをおすすめします。
急に新しいキャットフードに切り替えると、場合によっては下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。
愛猫の身体への負担を軽減させるためにも、便の状態や体調などを見ながら少しずつ新しいフードに慣れさせるようにしてください。
1〜3日目
前のフードをメインに新しいフードを少量ずつ混ぜる。
4〜6日目
新しいフードの割合を少しずつ増やしていく。
7〜10日目
最終的に新しいドッグフードのみにする。
お腹の弱い猫の場合は、もう少し時間をかけて切り替えるようにしてください。
賞味期限と保存方法
愛猫のためにも、賞味期限を守って適切な方法で保存するようにしてください。
キアオラの賞味期限
キアオラは開封してから1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
賞味期限が切れてしまったキャットフードは、愛猫の健康を損なう可能性があるので与えないようにしましょう。
上記の期限は、正しい方法で保存した場合の日付である点に注意してください。
正しい保存方法
キャットフードが酸化しないために、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。
キアオラはパッケージにチャックがついているので、中の空気を抜いてチャックをしっかり閉めるようにしてください。
保管場所は、劣化を防止するために冷暗所に保管してください。
冷暗所とは、多温多湿にならず直射日光の当たらない場所のことです。
冷蔵庫で保存する方もいるようですが、ドライフードは冷蔵庫で保存するのは避けるようにしてください。
外と冷蔵庫内の温度差によって結露が生じ、カビが発生することがあります。
ドライフードは、できるだけ常温で保存するようにしましょう。
まとめ
キアオラは、ヒューマングレードでグレインフリーと安心して与えることができるキャットフードです。
動物性タンパク質を限定しているので、アレルギーにも配慮されています。
ビーフだけでなくラムやカンガルーも用意されているので、ローテーションしながら利用するのもおすすめです。